ももが大好き!! もも・モモ・桃っ!! ももと私たちの生活

ももと私たちの生活

ももは私たちの生活に密接に関係のある植物です
その歴史は古く、弥生時代にまでさかのぼります

ももの歴史


  ももの原産地は中国。 中国南部の高原地帯が原産地と言われ、中国では野性種を改良した品種が紀元前から栽培されていました。 毛がいっぱい生えた硬い果肉で、形は先がとがったもので、うぶ毛で覆われていることから、「毛毛(もも)」といわれていました。

  それが、中国からシルクロードで西域、そしてペルシャへ。さらに、古代オリエント一帯、ギリシャ、ローマにも伝わり、17世紀にはアメリカ大陸にまで伝わったそうです。

  中国から西へと伝わったももはは果肉が黄色くなり、現在、アメリカ・カリフォルニア州などで黄桃が生産され、その缶詰が世界中に輸出されています。

  日本で現在のようなももがつくられるようになったのは明治時代。中国から伝わった品種から自然交雑し、明治32年に大久保重五郎が上海水蜜桃の系統の「白桃」を発見し、その後優良品種が相次ぎ産まれた。

  白桃は日本独特のももなんですよ!


日本のもも


  中国では、ももは長寿の効があると考えられており、「長寿の実」「仙果」として親しまれていました。そのももが日本に伝えられたのは弥生時代と言われています。主に厄除け・薬・観賞用の花木として栽培されていました。

 平安朝末期になると、食用として利用されるようになりましたが、現在のような桃ではなく、果実の大きさも25〜75gと小さく、硬い、あまり美味しいものではなかったようです。

 江戸時代頃には、日本各地にももの産地が多く存在するようになりましたが、ももはこの当時でも、果実も小さく果肉はガリガリして堅く、甘味も少ないため、食用としての利用より、鑑賞用としての用途の方が多かったようです。

 現在のようなももが生産されるようになったのは明治時代に入ってから。中国や欧米から導入された品種の自然交雑の実生から、明治32年に大久保重五郎が上海水蜜桃の血を引く「白桃」の生産に成功したのをはじめ、優良品種が神奈川や岡山で相次いで発見され、多くの品種が生まれたのが始まりです。

 大正時代に入ると、国や県の果樹試験場が中心になり、多数の優良品種が育成され、民間の偶発実生の発見と相まって、日本独特の白肉で軟らかく、甘味のある一連の品種群が育成されるようになりました。
  第二次世界大戦前の主要な産地は、福島・新潟・愛媛の各県でしたが、戦後は福島・岡山・山梨・山形・長野・愛知の各県に広まりました。


ももと私たちのかかわり


  古代から現代に至るまで、私たちはももに深くこだわりを持ってきました。宮中で行われた「鬼やらい」の儀式で鬼を射るのに用いられるのはももの弓です。子供の無病息災を願うももの節句など、ももは、その実、花、幹、枝、葉、と縁起ものや魔除けとして重用されています。
 
 これは、古人の人々が、天災や疫病などの災難に襲われた時に、「ももの枝を家に置いた家族は災難から逃れられた。」あるいは、「ももの花を髪飾りにしていた人は病気に罹らなかった」という噂から発祥し、真似をしたらその家や人も災難から免れたというようにして広がり、 「ももには魔を払う力がある。」 とされた可能性が考えられています。

  また、「古事記」では、イザナギのミコトが黄泉の国(死の国)から逃げるとき、黄泉醜女という悪魔に追いかけられたが、そこに大きなももの木があり、たくさんももが生っていたのでそれをちぎって投げたところ、悪魔は急に力を失い退散したとあり、これがももが重用される理由だとする説もあります。

 イザナギのミコトはももの木に向かい「今、私を助けてくれたように、我国の人々が災難にあったときには助けてください」とお願いしたともあり、そのももの木が変じて「桃太郎伝説になった」という説もあるのです。ももは中国原産ですが、弥生時代の遺跡から核が出土していますので渡来したのは古代ですので、本当に古くから、ももは私たちの生活に深くかかわりを持っているのです。

ももの物語


 ももといえば、「桃太郎」と「ひな祭り」ですよね。

  「桃太郎」の話は鬼退治として有名ですが、この鬼とは「厄」のことであるという説があります。ももには霊的な力があると考えられており、そこから邪気を払うために「もも」を使った話が生まれたと考えられています。
  方位や時間を表す暦法に十二支というものがありますが、不吉なものは鬼門と呼ばれる方角(北東)からやってくるといわれています。この「鬼門」とは、ちょうど十二支の「牛」「寅」の方角であり、だから、桃太郎に登場する鬼は牛のような角をもち、寅のパンツをはいているという話です。

  3月3日のひな祭りは、女の子の成長を祝う、日本の伝統行事です。ひな人形を飾り、ももの花や菱餅を供えてお祝いする日ですが、今のようなひな祭りをするようになったのは江戸中期ごろのことで、町人文化の繁栄とともに一般大衆の間に広がったものです。
 ももの木には体の中の悪いものを取り除く力があるとされていることから、ひな祭りのときにももが使われるようになったようです。
3月の初めは旧暦で言えば花盛りの季節。ももの花の美しさが女の子と結びついたのも理由のひとつでしょう。
 


Copyright (C) ももが大好き!! All Rights Reserved.
ももの利用方法/ももの産地/ももの品種/ももの効能
ももの選び方と食べ方/もも狩りを楽しもう!/ももの加工品/もも栽培の四季